So-net無料ブログ作成

Coast to Coast Walk (第9日:Richmond→Ingleby Cross→Osmotherley) [ウォーキング]

 目が覚めるとまず,手足が動くか確認するのが習慣になってしまった。きょうも不思議とちゃんと動く。夕方から爆発する筋肉痛が翌朝までに治まってくれなければ,歩き続けることはできない。
 きょうはルート上最長の24マイルを歩くが,最後の数マイル以外はおおむね平坦なので,何時間かかろうと歩き続けることにして8時に宿を出発。朝9時開店のCastle hill bookshopはトレイル関係の本を幅広く揃えている書店で,ぜひ立ち寄りたかったのだが断念。

 Brompton-on-Swaleの村の郵便局に入って「87pの切手を10枚,いや12枚ください。」と頼むと,「1st classの6枚セットしか売ってないんだけど」という。びっくりして「ここ郵便局ですよね?」と聞くと,「郵便局は(店の)一番奥です。」と笑いながら教えてくれる。おお。村の雑貨屋に郵便局が同居しているスタイルは,よく見かけるというより,こちらが一般的といってもいいくらい。

 その先Bolton-on-Swaleの村の入り口,北側からの道路が合流するところを見覚えのある人影と犬影(?)が横切ったのが見える。Kerry,Ricky,Freddieの2人+1匹だ。いつ以来かな?Nine Standards Riggからの下りでKerryが膝まで泥にはまったというおととい以来だ。こちらはきのう2日分を一挙に歩いているのに,いま一緒に歩いているのはなぜだろう。こちらも毎日かなりの距離を歩いているのに,みんなすごいなぁ。ちょうどかれらも休憩というのでご一緒する。「ずいぶん日焼けしたね~」と冷やかされる。いゃもう鼻の頭がむけてしまって痛いんだけど。

 フットパスはともかく,畑と畑のあいだのダートを歩いていると,風景があまり変わらないので少々退屈する。右へ,また左へと曲がりながら,しだいに東へ進む。Danby Wiskeの手前の丘で,東の方向遠くにCleveland Hillsのシルエットが見えることに気付く。今日中にあの丘までたどりつくことが信じられないほど遠くに見える。そのDanby Wiskeは,きょうのルート上で唯一,村といえる程度の村だが,パブに入ってごはんをいただくほどの時間的余裕もないし,座りこむのがいやなので,ベンチでサンドイッチをほおばる。
P1030386.jpgP1030384.jpg
村の猫がベンチに寄ってくるが,そんなにおいしい食べ物は持ち合わせていないのだが。そこへさっきの2人と1匹が追い付いてくる。彼らもベンチでお昼。
P1030385.jpg

 午後も農場から農場を伝い歩くように木立や麦畑や牧草地を歩いていく。金色の麦畑,という表現があるが,麦畑の中のフットパスを歩くと,金色の海が両側に割れたところをモーゼになって歩いているような…
P1030388.jpg
moor farmとnorthfield farmは相談したかのように,納屋の裏にクーラーボックスやバスケットを置いて,そこで飲み物やお菓子や果物を売っている。なかなか秀逸なアイディア。ためしにバナナを1本いただくことにする。バスケットに手をかけた途端に農場の犬が吠えだす。お代を料金箱に入れて農場を後にするまでずっと吠え続けている。なんとよくできた番犬。
P1030391.jpg
 Wray house(この農場はトレッカーに反感を抱いているらしく,ゲートの上に頭蓋骨のおもちゃを置いたり,扉の支柱に黒いトカゲのゴム人形を打ちつけたりしている。冗談のつもりかもしれないが,たいへん感じが悪い。)の先でDurham coast lineを横切るのだが,踏切でもなんでもない場所でstileを越え,線路自体を渡らなければならない。複線電化の幹線をこんなふうに渡ってしまっていいのだろうか。ちょうど上り線を長大な貨物列車が通り過ぎていった後なので,下り線に目をこらして確認し,大急ぎで渡る。看板には「Stop Look Listen Beware of Trains」と書いてあるのだけど,頼まれなくてもそうしますって。
P1030393.jpg
 一難去ってまた一難,その先で今度は国道A19号線を渡らなければならない。これまた信号もラウンドアバウトもない地点で,まっすぐな片側3車線である。感覚的には,東名高速道路を渡れと言われている感じ。車はほとんど途切れないので,わずかの隙に中央分離帯まで突進しなければならないが,朝から既に20マイル以上歩いているので,気ばかり焦って足が思うように前に出ない。怖いなあ。

 きょうの目的地Osmotherleyに5時までに着ければ,村のアウトドアショップで靴擦れ用の絆創膏が買える,と計算していたのだけどそうは問屋がおろさず,1マイルほど手前にあるCleveland Hills(ついに登り!)の森の中でしっかり道に迷う。村の中心の四つ角にある宿についたのは5時半。
 なかなかクラシックな宿だが気温が低く,部屋には暖房が入っているので洗濯には天国。きのうと同様,宿に着いたのを待ちかねるように雨が降り出す。シャワーを浴びて洗濯し,下のパブで晩ごはんをいただいているうちにお約束どおり両足に激痛。山盛りのアイスクリームもそこそこに,這って部屋へ戻り,BBC Look Northの天気予報だけ見て爆睡。
P1030408.jpg
(区間距離24miles,所要時間9時間10分)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0