So-net無料ブログ作成

ベルリンの壁とロストロポーヴィチ [音楽]

きょう2014年11月9日は、ベルリンの壁(に設けられた検問所)が開放されてからちょうど25年にあたる。

バックパッカーとして鉄のカーテンの東側をうろうろしていた学生時代には、そこに住む人々からいろいろな話を聞き、さまざまなことを感じもしたのだけれど、当時、そうした障壁は半永久的なものと感じられ、自分が生きているうちにベルリンの壁がなくなるとは思ってもみなかった。だから、それから10年もしないうちにこのニュースを聞いて、心底驚いたし、自分がきのう・きょうの延長線上でしか明日を考えられない人間であることを痛感した。

閑話休題。
ベルリンの壁が開放された直後、ロストロポーヴィチが壁の前でバッハの無伴奏組曲を演奏したエピソードは音楽愛好家のあいだでは有名だが、最近ずっと気になっているのは、彼が壁の前で何を演奏したのかということだ。
「第2番のサラバンドじゃないの?」と言われそうで、実際その動画も残されているのだけれど、最近インタビューを読んでいたら、次のように話していることに気付いた。
(以下引用)

When in 1989 I saw on television that the Berlin Wall was being torn down, I took the first plane to go play there. When the taxi left us out in front of the ex-Berlin Wall, I realized that I needed a chair. I went to knock on the door of a house, and someone recognized me. Within 10 minutes, there was a little crowd, and a television crew came passing by. I played the most joyous Bach Suites for solo cello in order to celebrate the event. But I could not forget all those who had lost their lives on this wall in trying to cross over it. Hence, I played the Sarabande of Bach's 2nd Suite in their memory, and I noticed a young man crying.

(以上引用元:SIX FRENCH INTERVIEWS WITH MSTISLAV ROSTROPOVICH November 2005 to November 2006 Translated by David Abrams with the assistance of French Cellist Caroline Vincent)

ということで、most joyous Bach Suitesって、何番の何を弾いたのだろうかと。
個人的には第6番のガヴォットかサラバンドを希望。

(11.12追記)
第3番のブーレではないかとのこと。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0