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唱詠晩禱 降臨節第一主日礼拝(11/30) [音楽]

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イギリスおたくのはしくれとして、国教会の大事な行事を見学させていただくのは有難いことで、信者さんたちの邪魔にならないよう礼拝堂の隅っこに。
前奏はバッハのBWV639「いざ来たれ異教徒の救い主よ」。

司祭の説教は大要以下のとおりだが、メモをとっていないので間違っている可能性あり。

・教会ではクリスマスを迎えるための4週間の、そのはじまりを1年のはじまりととらえる
・だからその前の11月を1年の終わり、人間の一生の終わりとみなす
・なので、11月のはじめに諸聖徒の日all saint's dayがある(万霊節all souls dayもそうですね)
(ここで司祭は「世間ではハロウィンといってただ騒いでいるようですが…」と苦笑されていた。広告代理店のみなさんわかりましたか…ってそういう自分もよくわかっていないのだけど。)
・きょうの第二日課「マタイによる福音書」25章のメッセージは、「あらかじめ整える」ということ。
東日本大震災でたくさんの方が東京へ避難し、体育館や学校などに滞在することになった。そこへ温かい食事を届けようと考えたが、数多くの食事をいちどきに作ったことはそれまでなかったので、逡巡しつつ(前任地の教会の)信者さんに声をかけたら、その教会では毎週炊き出しを実施していたこともあってか、たくさんの方が即座に反応し、行動してくれた。いつどのような形であなたが必要とされるか、予め示されているわけではない。「さあ今だ!」となったときにいつでも、またどのようにでも反応できるようにしておくことが必要だ。

そんな話をお聞きし、アンセム、使徒信経、主の祈り、応唱、特禱、祝禱と続いたあとで聖歌「起きよ夜は明けぬ」(みなさんきちんと歌えるのですね。すばらしい)、そして後奏がBWV645「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」。
BWV645の静かで晴朗な曲想は、きょうの締めくくりにふさわしい。

礼拝のあとですっかり暗くなった中庭へ行ってみると、高さ15メートルを超える巨木が美しいクリスマスツリーになっている。
お商売のクリスマスツリーが「ともかく目立つ」ためのツリーであるのに対して、こちらは信者さんによる、信者さんのためのツリーだからして、飾る側の顕示欲みたいなものは皆無で、控えめであるゆえにたいへん美しいという実例。ツリーの根元を走り回る子供さんがツリーの灯火に浮かびあがって、ファンタジーのような、リンドグレーンの童話のような。

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