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イギリスのお葬式の音楽 [音楽]

テレグラフ紙のサイトに載っているこの調査は、イギリスの大手葬儀社が、3万件以上の葬儀から「故人を偲んで演奏された(歌われた)音楽」を調べたものだという。

1. Always Look on the Bright Side of Life
 (Eric Idle- From Monty Python's 1983 film "Meaning of Life")
2. The Lord is My Shepherd
 (讃美歌「主は私の羊飼い」)
3. Abide with Me
 (讃美歌「日暮れて四方は暗く」)
4. "Match of the Day" theme
 (Theme from BBC football news)
5. My Way
 (Frank Sinatra)
6. All Things Bright and Beautiful
 (英国国教会の讃美歌。モンティ・パイソンにはそのパロディ"All things dull and Ugly"もあるのだけど…)
7. Angels
 (Robbie Williams)
8. Enigma Variations- Nimrod
 (エルガー「エニグマ変奏曲」から第9変奏「ニムロッド」)
9. You'll Never Walk Alone
 (Gerry and the Pacemakers- Adopted by fans of Liverpool FC and Celtic)
10. Soul Limbo (Cricket Theme)
 (Booker T. & the MG's/ Theme from BBC Cricket)

以下、11位にはパッヘルベルのカノン、13位にはコメディ「Only Fools and Horses」のテーマ、15位にはヴィヴァルディの「四季」、17位にはドラマ「コロネーションストリート」のテーマ、19位にはラグビーアンセム「ワールド・イン・ユニオン」、20位には同順位でプッチーニの「誰も寝てはならぬ」とアルビノーニのアダージョが入っている。さらにジャンル別のベスト10または20が載っていて、ポップス・ロック・オールディーズ部門にEva Cassidyが2曲も入っているのが目をひく。それに対してビートルズやクイーンが1曲も入っていないのが不思議。

イギリスで葬儀に参列したことはないけれど、このリストを眺めていると、いかにもイギリスらしいなぁと思う。それはどういうことなのかと(少々くどく)いえば、「ほどよく何でもありで、狭量じゃないこと」「力が抜けてること」「曲想が明るいこと」の3つだと思う。1位がいきなりモンティ・パイソンというのにも驚くし、BBCの"Match of the Day"やクリケット中継のテーマなんて、およそ荘重でも厳粛でもない曲なのだけど、故人がフットボールが(クリケットが)好きだとお葬式でこういう曲が演奏できたり歌ったりできる風土って、なかなかいいのではないかと。

じゃあ自分の葬式だったら何をリクエストしたいかというと、この10曲から選べというのであれば、Abide with Meでしょう。ニムロッドもいいなあ。




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コメント 2

和声

面白いですね。

イギリスのお話とは違いますが、先日葬送の音楽を歌いました。
興味がおありでしたらプログラムノートを覗いてみて下さい。


http://homepage2.nifty.com/Amadeus/archive/33.pdf
by 和声 (2014-12-13 01:44) 

やぶ

和声さん、おはようございます&コメントありがとうございます。

シュッツって、バッハよりさらに1世紀前の人なんですね。自分の葬送音楽を注文する領主がいるように、「葬送」の捉えかたは地域や時代ごとに異なるのだろうなと思えるエピソードですね。
by やぶ (2014-12-14 11:04) 

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