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第92回深夜句会(12/10) [俳句]

今年最後の深夜句会。

(選句用紙から)

ともしびのあたたかさうに枯野かな

季題「枯野」で冬。枯野の中の灯火は、ぽつんと家が建っているのだろうか、それとも枯野の中の道に街灯がともっているのであろうか。「ともしびのあたたかさうに」と言っておいて、でも季題が枯野であるということは、真っ暗ではなく、ある程度枯野の姿が見えているということではないかと。その半面、灯火が暖かそうに見える程度には薄暗いということでもある。

出席者どうしで「この枯野はどのくらいの広さなのか?」「そもそも枯野って、ある程度広くないと枯野とはいわないのでは?」「たとえば100平米ぐらいの空き地は枯野っていわないよね?」「じゃあ何というの?」「冬野でしょ」などと議論が盛り上がる。

海臨む丘の形に大根畑(だいこばた)

季題「大根畑」で冬。上五の「海臨む」がちょっと窮屈な感じは否めない。「海に向く」か、字余りにして「海に臨む」かなあ。急峻な山間地ではなく、海に向かって丘陵がずっと連なった地形なのですね。その丘の形どおりに、緑色のぽつぽつすなわち大根畑が広がっている。海を含めた広がりのある明るい風景。

(句帳から)

庫裏からの咳の聞こゆる読経かな
夕時雨むかし暮らしてゐた町に
赤い実の赤の度が過ぎピラカンサ

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