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番町句会(1/12) [俳句]

(選句用紙から)

寒の雨湛へ佛足石閑か

季題「寒の雨」で冬。寒中に降る雨。
もっとも寒い季節に降る雨が、お寺の境内であろうか、仏足石(石に刻まれた釈迦の足跡)にうっすらとたまっている。その仏足石も、降り注ぐ雨も、寺院の境内全体も、「閑か」だというのである。真夏や台風の激しい雨とは違う、静かに降り続く雨と、それを受け止めている静かな寺院の風景。

冬ざれの苑に娘と二人で来

季題「冬ざれ」。
春や秋には薔薇や桜が咲き誇って多くの人が訪れる庭園も、冬には花も乏しく、彩りにも欠けて人影もまばらになる。その庭園に、きょうは娘と二人でやってきた。父と娘でも母と娘でもいいのだけど、冬ざれという季題からは、父と娘が言葉すくなに時々やりとりをしている様子などが想像される。虚子の「我一語彼一語秋深みかも」(六百五十句)を思わせる一句。

(句帳から)

蝋梅をバケツに活けてブックカフェ
五叉路から車つぎつぎ春近し
かんじきの結はえられたるリュックかな

 
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