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第121回深夜句会(6/21) [俳句]

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(選句用紙から)

ふるへてはさらにねぢれんねぢればな

小さく細い花であるのに、ちゃんと勢力を拡大して生命力にあふれているのがねじ花なのだけど、それが風でふるえるたびに、いっそうねじれていくように見える、という句。ピンクや紫の微細な旗のような花がぐるぐるねじれていて、それが風に揺れているというところが、実景でありながら少しファンタジーめいた雰囲気をかもしだしている。


オリーブの花の終ひの日曜日

「オリーブの花」で夏なのだろう。よく見ないと咲いていることに気づかないような小さな白いオリーブの花が、ようやく茶色く干からびるようにして咲き終わると、やがて実がつくのだけど、いつ咲き始めていつ咲き終わったのか判然としないようなオリーブの花の「終い」が下五と響きあう。たとえばこれが「山桜花の終ひの日曜日」とか「山茶花の花の終ひの日曜日」だと、どうもしっくりこない。


(句帳から)

予備校の窓より見ゆる茅の輪かな
総督府ゆつくり回る扇風機
梅雨寒や夜の水銀灯の色


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