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第128回深夜句会(1/24) [俳句]

番町句会をお休みしてしまったので、これが2019年の初句会。

(選句用紙から)

落葉道落葉豊かな方歩く

季題「落葉」で冬。この「落葉道」が広い歩道なのか、公園なのか、それとも山道なのか定かでないが、落ち葉を踏んで歩いて楽しんでいる心の弾みが句になっていて快い。さくさくとかぱりぱりといった音が聞こえるようだ。落葉道、とした上で、もう一度「落葉豊かな」と重ねているところも周到。

ゆるやかに曲がりて鴨のひとならび

季題「鴨」で冬。ただの「ひとならび」でなく、ゆるやかに曲がりて、としたことで、自然の作為というか、天然のありようをうつしだすことに成功している。ここでは、縦一列になってるのか横一列に広がってるのかは示されていないが、おそらく縦一列で、それがまっすぐでなく、すこし曲がった列になっているのだと思われ、また、それだけの広さのある水面であることも判る。

油揚げ突(つつ)く鴉や寒施行

季題「寒施行」で冬(1月)。なんともいえない哀感というべきか、油揚げがカラスにつつかれてしまうわけですね。しかし識者によれば、カラスは全部を食べてしまうのではなく、もっと序列が下の鳥が食べられる程度には残すものだというが。



(句帳から)

歩道から車道に下りて寒雀
紙漉くや眼下はるかに村役場
寒月がスカイツリーのうしろから



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