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品目の判定 [皿回し]

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酒税の税額計算は,品目の判定→税率の計算→数量の計算→税額の計算&控除税額の計算 という順序で進んでいくのだけど,品目の判定を誤ると,当然に税率も誤ることになり,従って税額も合わなくなる。従って品目の判定はとても重要なのだが,これがなかなか,埋めても埋めても落とし穴が無数にあるような…一度埋めたはずの穴がいつの間にかまたあいている(=忘れている)というのが真相かも。

ノーマーク(完成答練1・5/12)【ネタバレ注意】 [皿回し]

連休中ひたすら酒類の判定と計算問題だけを解き続けたので,なんとなく計算問題が楽しみになってきたところで直前期最初の答練。はやる気持を抑えながら問題冊子をめくると,全然対策が進んでいない理論問題の1問目に,こんな問題が出てきた。

1.酒税法上の酒母及びもろみの定義について述べなさい。

酒母及びもろみの定義…
酒母及びもろみの定義…

Σ(゚д゚lll)
痛っ!まったくノーマークだった…

何か書かなければいけないのだが,何も思い浮かばない。
酒母ってあの,発酵させるための麹とかカビみたいなものだよな…何か書くって…

「酒母とは,カビである。」
「もろみとは,濁り酒である。」

…カビであるって,いくらなんでも,これでは部分点もおぼつかないどころか,採点者の心証を著しく害することは確実だし,さて困った。
困り果てた末に,完全なダメモトで,

「酒母とは,糖類をアルコール分に変換するための酵母または酵素等をいう。」
「もろみとは,米および米こうじを原料として発酵させたもので,まだこしていないものをいう。」

と書いた。

さて翌週,答案が返却されてきたので恐る恐る第1問の欄を見てみると…配点各2点のところ,1点ずつくださっている(温情)。
本番でこれが出たら即死だったな〜

ちなみに正解は,「酒母とは,酵母で含糖質物を発酵させることができるもの及び酵母を培養したもので含糖質物を発酵させることができるもの並びにこれらにこうじを混和したもの(製薬用,製パン用,しょうゆ製造用その他酒税の保全上支障のないものとしてみそ製造用に供せられるものを除く。)をいう。」…って,とても覚えられそうもない文章…orz

あと3ヶ月 [皿回し]

ことしの本試験(7月31日)まであと3ヶ月を切ったというのに、理論をろくに覚えていないし、計算も精度低すぎ…上級演習⑥に至っては、上から79.0%という驚異的なダメダメぶり。
ということで、遅れを挽回するため、連休後半の4日間は山籠り。

…ということで山へ来てみると、長年親しまれてきた「興銀入口」のバス停が「池の平」に改名されている。平床で降りていつもの道を歩くと、標高1600メートルだけあって道の脇には雪が残っていて、初夏から早春に戻ってきたような。
宿のまわりにはふきのとうや猫柳がいっぱい。

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この山奥に、なぜかミュスカデが冷えている(笑)

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ああなってこうなって(上級演習3)【ネタバレ注意】 [皿回し]

前半の理論に手間取る。
どのくらいの風呂敷を広げればいいのか迷った末に一番大きいサイズを選んだので,端から端まで全部書くのにすごく時間がかかる。ようやく計算に入ったところで時計を見ると,すでに37分経過。まずい展開。

計算の冒頭は,おなじみの判定問題。これを間違うとその後どんなに頑張っても税額が絶対合わないので,最も神経を使うところだ。しかしその後に控える大量の計算を考えると,あまり時間をかけずに済ませて先へ進みたいともいえるわけで,悩ましい。しかし,問題文をよく読まないと解答できないようになっているのでやはりスピードアップは無理。

商品D「みかん及び水を原料として発酵させたアルコール含有物を単式蒸留機により蒸留(留出時のアルコール分65度)して水を加えた酒類1,500ℓ(アルコール分40度,エキス分0.3度)に,りんご,なつめやしの実及び水を原料として発酵させたアルコール含有物を単式蒸留機により留出(留出時のアルコール分60度)した酒類3,500ℓ(アルコール分60度,エキス分0.4度),カラメル,香味料及び水を加えた酒類7,500ℓ(アルコール分36度,エキス分2度)」
(なんて長い問題文なんだ!)

さてどこから解いたものか。
まず前段の酒類。みかん(果実)を発酵させたアルコール含有物はそのままいけば果実酒だけど,それを蒸留したとなれば,これはブランデーの判定。留出時のアルコール分が95度未満なので,ここはブランデーで問題ないでしょう。みかんブランデー,おいしそう。

つぎに後段の酒類。りんご(果実)とくればこれもブランデーか…いやいや,なつめやしの実が入っているので(なつめやしの実は酒税法上,なぜか果実じゃないことになっている)ブランデーには該当しない。じゃあデーツ焼酎,お湯割りで…って待て待て,りんごを使っているから,焼酎の規定にも該当しないじゃん。じゃあ,どうすればいいんだっけ?よくわからないので,消極判定でスピリッツにしておこう。

ブランデーにスピリッツとカラメルと香味料と水を加えた酒類って,せっかくのみかんブランデーをずいぶん引き伸ばしてしまうねえ…ブランデーの補酒としてスピリッツはOKだっけ?自信はないが,まあ大丈夫だろう。カラメルと香味料は…よくわからないが,安いウイスキーにもいっぱい入っているらしいから,ダメってことはないだろう,たぶん。
じゃあ結局,商品Dはブランデーってことで…いやまて,原酒割合を計算してない。電卓を叩いてみると…おお,22.2%でOK。しかし,もとのブランデーが約5分の1しか残っていなくて残りはスピリッツ,それにカラメルと香味料で味と香りをつけた代物をブランデーと称するのは,水増しの度が過ぎるというものですな(ルール上は,10%以上あればOK)。まあともかく,ブランデーということで先へ進もう。

…というような複雑怪奇な思考回路に電気を流していると,しょっちゅうスパークしたりショートしたりエラーが出たりするのだけど,それでもなんとなくこの種の問題が楽しいのは,問題を解きながら,

この酒ってどんな味や香りがするのだろう

と考えるからだ。むろんそんなこと考えても得点が向上するわけではないのだが,問題文の世界では,
・コウリャンとでんぷんを副原料に使ったビール(うげっ!)とか
・蜂蜜を原料とした蒸留酒(これはぜひ飲んでみたい)とか,なかなか楽しい酒類がいっぱい出てくるので,ルールに適合しているかどうかを一つ一つ暗記しなければならない苦しさを引き換えにしても,これは他の税法にはない特典ですな。

惨敗(上級演習1) [皿回し]

新年になって最初の皿回し学校。
人数が倍ぐらいになるのは,9月から通ってきた学生にプラスして,8月の本試験結果がNGだった学生が合流(発表が12月なので)するため。一度本試験を受けている学生なので,やはり出来が違う。

いきなり,本試験と同様2時間の演習。
正月休みのあいだ判定ばかりやっていたので,計算の基本になる数字,それも特例の基準値(前年実績)という初歩の初歩が思い出せない。これが思い出せないと,全部の項目で皿の数が合わなくなるので即死なのだが,まさにそれをやってしまった。採点されて来週返ってくる答案を見たくない気分。

上位10%(←本試験の合格率)どころか,下位10%にいる模様…
もっと時間をかけて丁寧にやらないと,全然お話にならないかも。

スティーブ・ジョブズから学んだこと(10/7) [皿回し]

皿回し大学院のゼミで,開講(半期ごとに入学者がいるので,そのつど開講する)にあたってスピーチを依頼される。
今まで自分なりに考えてきたことを整理する好機だと思ったので,「Steve Jobsから学んだこと」というタイトルで20分ほどのプレゼンをする。

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「Steve Jobsから学んだこと」

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1.開講にあたって
 これまでのオリエンテーションやゼミ合宿で,折に触れて「これから論文を書く方のための参考になるような,ちょっとしたポイント」をお伝えしてきた。たとえば,
・法律論文の出典表示の重要性について(1月)
・修士論文で失敗しがちな7つのポイント(4月)
・PDFを活用した文書管理の方法について(4月)
・租税法の要件事実と「立法趣旨」の扱いかた(9月)
など。
 しかし,きょうはもう少し手前の,「なぜ論文を書くのか」という話から説き起こして,「そのためにはどのように論文を書いていくのがよいか」という話をしたい。

2.1984年前後のJobs
・2000年以降にJobsを知った者にとっては,彼は単に「便利な道具を開発した会社のリーダー」
・Jobsのすごさは,単なる開発者ではないこと
・AppleⅡ,Lisa,Macintoshはどのような理念で開発されたか
 windowやGUI,WYSIWYGはJobsの発明ではないという批判は事実-しかしパロアルト研究所等々で見つけたある一点に強烈に着目し,実現しようとしただけでも十分な価値
・ふたりのSteve

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3.Macintoshのデビュー
・デビューCMのコピー
On January 24th, Apple Computer will introduce Macintosh. And you'll see why 1984 won't be like "1984".
・1984,ジョージ・オーウェル,ビッグブラザー
・「こういう石(半導体)があったから計算機を作った」ではなく,「思考をアシストするための道具」という明瞭な理念や志のもとで計算機を作った(Lisaでは,まだ現実が理念に追いつかなかった)
・後にknowledge navigatorと呼ばれる考え方
・世界を「1984」のようにしないという信念(人を管理するための道具にしない)
・ビッグ・ブルー(IBM)に対する強烈な対抗意識(そのIBMは,既にPCから撤退しているが…)

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4.Jobsから学んだこと
・ビジョン,信念,志
 -遠くまで見通すことのできる力,見通そうとする努力
 -「そうあるべき理想」に向けて製品をつくっていく(演繹的)
・組織をまとめ,動かしていく力
 -ビジョンに人を巻き込み,組織で取り組んでいく
 -現実ゆがみ空間(Reality Distortion Field)

5.論文を書く前に
・自分のテーマについては,素朴な「志」があるはず
・最初は「思い込み」でもよい
 -「これはおかしい」「こうすべきだ」
 -「なぜこうなっているのだろう」
・それを論文に育てていけばよい
・論文に「最短距離」はない
 -何がどこで役に立つかわからない
 -日常のあらゆることが論文の材料
 -論文をテクニックで考えたり,楽に書こうとしてはいけない

6.ロジックシート作成のすすめ
・テーマ(○○が○○であることについて)
・テーマについて,現時点での問題意識・主張
・判例や裁判例の状況
 -主張の援用に使えそうな判例・判旨・少数意見など
 -納得できない判例とその理由
・先行研究の状況
 -有力説,少数説,その他注意すべきもの

7.論文の大まかな流れ(ストーリー)
・はじめに(このテーマを選んだ理由)
・現行制度について
 -立法趣旨,歴史的経緯,社会的背景
 -他の法令や制度,社会慣行,社会状況との整合
 -諸外国の状況
・現行制度の問題点とその分析
・判例研究(自分の仮説の裏付けとしての判例研究)
・結論および提言
・むすび
 -なお残る課題
 -今後の研究の方向性など

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8.まとめ
・ふたたびJobsのことば
"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
So, you have to trust that the dots will somehow connect in your future. "
(2005年6月,スタンフォード大学卒業式でのスピーチから)
修士課程の院生にとっての教訓として意訳すれば-将来役立ちそうなことをあらかじめ選んで,効率よくやろうとしても無理。関心のあることすべてに没頭することで,結果的に研究がよりまともなものになっていくという教訓としてとらえるべき。

そのそのその [皿回し]

酒類等が酒類等の製造者の製造場において飲用された場合において,その飲用につき,その製造者の責めに帰することができないときは,その飲用者をその酒類等の製造者とみなし,その飲用者が飲用の時にその酒類等をその製造場から移出したものとみなす。

…って,厳密を期すためとはいえ,こんな条文を丸暗記する方の身にもなってほしい。条文起草者の保身が透けて見えるような。
もっと普通に,「不法侵入者が製造場で酒類を飲用した場合,飲用した分の納税義務は侵入者が負うこととし,製造者には課税しない。」って書けばいいだろ!多少あいまいでも,裁判の結論が変わるような話じゃないはずだが。
いや,これでも消費税法や金融商品取引法の条文よりよっぽどましなのだけど。

むかしの法律は格調高かった…
「権利の濫用は,これを許さない。」(民法1条3項)

池田真朗編著『判例学習のAtoZ』(有斐閣,2010)を読む [皿回し]

初学者むけに書かれた,「判例をどう探し,どう読み解くか」という入門書なのだけど,判例研究や修士論文を書いた後で読むと大変面白い(時既に遅いが)。

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大審院判例の話(宇奈月事件)が出てきて,「大審院判例は,カタカナ混じりの文語体で書かれており,難読漢字も使われていて,現代の学生諸君には,はなはだ読みにくいと思われる。しかしながら,この昭和10年判決のように,現在も意義のある判例も多数存在する。つまり,判例学習上捨象できない情報源であることは明白なのである。」「そうすると,たとえば理工系の学生が,データが読みにくいからといって,一部の実験データを無視して研究をするだろうか。大審院の判例もそれと同じで,法学部生は読みにくいからといって読まずに済ませてはいけないものなのである。」

長々と引用したのは,いまどきの法学部生(ひょっとして,法科大学院生も?)に大審院判例を読ませるために,苦心して例え話を考えましたね,という微苦笑と,でも大審院判例ってそんなに読みにくいかなあ,という疑問から。
たしかに文語で,句読点がないことに最初は驚くのだけど,独特の調子というか勢いがあって,声に出して読むと,当節のつるつるした判決文よりむしろ親しみやすいと思うけどなあ。


Back to school(4/16) [皿回し]

本来なら9月にスタートして7月まで1年間,というのが皿回し試験準備のスケジュールなのだが,大学院の修了が半年繰り上がったので,あと4ヶ月しかないがダメモトで受験することにした。
科目は…ジョッキやグラスの皿回しというマニアックな科目。

毎週土曜日,10〜17時のロングクラスを7月末まで!
約2年ぶりに皿回し予備校のパイプ椅子に座ると,また戦場に戻ってきたことを実感する。

ひっそりと(3/20) [皿回し]

皿回し研究科を1年半で繰上修了。卒業式が開けただけありがたい。
(炎上しつつもなんとかパスした修士論文に,ホッと一息)

会社から学位記授与式の会場に直行、卒業生の着る怪しいローブ(ガウン)に金モールをかけてもらって募金箱を抱え,大学院・学部・短大の卒業生,さらにはその父兄(その父兄が,自分より若かったりするわけだが…)に義援金の拠出を呼びかける。

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マーケティングプランコンテスト(2/11) [皿回し]

最終審査の1番手(自分)と2番手は,自分の番が終わるや否や,それ以降の発表も聴かずに新幹線に飛び乗って吹雪の中をお江戸へ向かう。そのような非礼がなぜ許されるかといえば,学校代表チームの一員として,お江戸で開かれているマーケティングプランコンテストの会場に向かわなければならないからだ。

皿回し研究科2人とMBA3人の合同チームで提案した怪しい(いや,自分ではまっとうだと思っているが…)プランが最終選考に残ったので,お江戸でプレゼンをせねばならない。しかしその日は皿回し研究科の修論最終審査ではないか。困った…と思っていたところ,最終審査の1番と2番にして新幹線に飛び乗ればなんとかなる…というので,ありがたく順番を繰り上げていただいたというのが真相。

持ち時間は1チーム16分。プレゼンは1人なので,このプランの発案の中心にいたKさんにプレゼンは委ねるのだけど,フォントから写真からフレーズまでわいわい言いながら考えてきたプレゼンが,わが国を代表するMBAやMОTにまじって発表されていて,しかも遜色ないというのはなかなかいい気分。主催された会社も大変まじめな運営をされていて,かつ会場もサイズ・照明・音響ともいい感じのホールで,はるばるやってきてよかった。

優勝は神戸大チーム,準優勝はKBS(慶應ビジネススクール)チーム,特別賞は東京農工大チームということで,残念ながら上位入賞はならなかったが,ブリティッシュパブで痛飲して打ち上げ。飲み放題プランにラフロイグが入っているので,呼吸がピートくさくなるまで飲む。

最終審査(2/11) [皿回し]

ついに最終審査。それもトップバッター。
この学校でプレゼンやるのも,これで最後にしたいな〜と思いつつ20分の説明。時間配分がいまいちで,20分30秒ぐらいになる。

さて質問は…副査の先生が手をあげている。「この論文の問題提起をつきつめていくと,○○と▲▲の乖離ということに行き着くし,論文のなかでもそのように説明しているが,ではなぜそのような乖離が生じたと思うか?」

うーん困った。それは今後の研究課題だが,末尾の「むすびにかえて」で妄想風味満載の私見を述べている箇所でもあり,仕方なくその私見をさらにふくらませて説明する。納得が得られたとは思わないが,一応答えらしきものにはなっただろうか…と思っていたら横から主査の教授が「いやこれは,そんな深遠な話ではなく,昭和××年のこのリーディングケースの論理構成がおかしいんだと思う」確かにそうですね。すみません。

さて主査。「○○の段取りがわが国と欧米諸国ではこんなに違うよ〜」というあたりの話(つまり,皿回しよりずっと手前の話)に終始する。やれやれと思っていたら,
「アメリカとフランスはわかったけど,イギリスはどうなんだ?」
痛っ!
こちらのイギリスおたくぶりを揶揄しての質問なのだが,そこまで手が回っていないことを承知の上で質問くださるのは,やはり「自分の得意分野なんだから,きちんとさらっておけ」という叱正なのであろう。大変申し訳ありません。

なんだか1階からも2階からも出火してしまったが,全焼だけはなんとか免れて終了。というより,次の発表者の時間が来てしまったので,しょうがないから勘弁したるわ!という感じか…いやはや。

最終審査への道 [皿回し]

大学院の事務局から,2月11日の皿回し修論最終審査(公開審査)の順番が発表される。

トップバッター!(ぎゃぼ)

内容がトップ…なわけではないと思う。

ロングバージョン [皿回し]

地元の大学で皿回し系の講義をする仕事がまわってきて,1回だけ教壇に立つ。

日本中にいったい何百の大学があるのか知らないが,よりによってこの大学のこの学部でとは…という思いもちらっとかすめたが,どこでやっても内容が変わるわけではないのでそれはまあいいかと考え直す。

90分の授業で質問時間10分を除くと実質80分。皿回し大学院で毎週のようにプレゼンの訓練を受けている(いや,本来は皿回しの訓練だけど)けれども80分はかなり長いプレゼンになる。タイムマネジメントが難しいのだけど,リハーサルで82分ぐらいだったので基本的に時間は足りないモードとの認識で(本番はリハーサルより時間がかかるというのはプレゼンの常道),ピッチを少し早めにしてどんどん進めていったら,あら不思議,70分で早終しそうになってしまった。最後から3枚目ぐらいのスライドで気付いたので最後の3枚に10分ちょっとかけて,かなりボロを出しながら終了。

質問時間になって,答えられないような難しい質問が相次いで炎上するのではないかと冷や冷やしながら手があがるのを待っていると,ああなんという偶然であろうか,原稿を作りながら頭のなかで反芻,いや想定していたQ&Aそのままの質問が出てくる。ていねいにお答えして無事終了。準備にものすごい時間がかかった割には,本番はあっけなく終了してしまった。とはいえ,もう一度やりたいとは思えないが。

会社に了解をもらって早じまいし,大学の近くにあるカフェで思いきり弛緩してミッション終了。

やっと [皿回し]

ダメ出し部分の修正を終えて事務局に修論を提出。3部+CD(Microsoft Wordのデータ)を手渡してほっと一息…つきたいところだが,思わぬところから難しいミッション到来。土日をつぶしてパワーポイントと発表原稿を作らなければ(タメイキ)

思わぬところから [皿回し]

大学院事務局から指導教官への論文一式(本文+引用文献ファイル)の送付が遅れているという話を小耳にはさみ,これは年内のダメ出しはなさそうだと気楽に構えていたら,朝一番で携帯にメールが到来。

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○○ゼミのみなさん

講師の△△です。副査としてみなさんの論文を読ませていただきます。
○○先生と相談した結果、誤字・脱字等があった場合には、「ワードファイルにコメントを付けてフィードバックする」ことになりました。
つきましては、皆さんに一次提出した論文のワードファイルを送っていただく必要があります。
フィードバックは、年内(たぶん27日まで)に行います。
ご多用の中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

△△
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フィードバックは年内…
年内……
やっぱり正月はないのだろうか…orz

提出! [皿回し]

夕方から事務局へ行き、修士論文の第1次提出を済ませる。

論文自体は約90ページしかないので、2部提出してもクリアフォルダに収まる程度なのだけど、論文中に引用した文献のコピーを集めたファイルがおよそ1,150ページあって、テープ製本で4冊!
さながら漬物石を提出しに行く気分。

その重量物と引き換えに、5センチ×15センチぐらいの受取証をいただく。
やれやれ。

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次なる問題は、第2次提出(最終提出=1月29日)に向けた指導教官からのダメ出しがいつ来るかということ。
年内に来れば、正月休みが飛ぶ代わりにゆっくり手直しができる。
正月明けに来れば、正月休みはゆっくりできるが最終提出までの時間がわずかしかない。
どちらがいいのだろうか…
どちらもあまり楽しい事態ではないが…orz

あと9日 [皿回し]

修士論文の第1次提出締切(12月15日)まであと9日!

本文もまだ切ったり貼ったりしているのだけど,まあ1年以上書き継いできたわけだから,突然法律が変わったりしない限りそうあわてることはあるまい。

第1次提出時に一番大変な作業は,引用文献のコピーを「表紙+引用箇所+奥付」のセットにして提出しなければならないこと。皿回し論文の場合,テーマにもよるが,先行研究が山のようにあるので,それを押さえていることを示すためにも,先行研究の整理と引用は欠かせないのだけど,ざっと数えただけでも引用が120ヶ所ぐらいあるので,それを順番に揃えてコピーするなんて考えただけでも気が遠くなる。

もっとも,こういう事態を想定して,引用文献は全部コピーをとってPDF化してあるので,PDFファイルを並べ直して一気に印刷すればいいのだけど,1日がかりの作業になりそう。印刷した紙の束は,たぶん製本しないととても提出できない厚さになりそうだし…orz

続続・keynoteを使ってみる(10/24) [皿回し]

大幅な手直しはないので,集合時間の午前10時に間に合うように階段教室へ。

発表20分・質疑10分の30分単位で17時まで延々と発表が続くのだが,自分の打順は15時からなので,それまで11月の授業のテキストを下読みする(ああ忙しい)。

いよいよ本番。
演台やPCを防波堤にせず,前に出てしまうのが自分の芸風なので,教室のプロジェクターにMacbookを接続してスライドショーにしたあと,リモコンだけ握りしめて教室の中央に出てゆき,挨拶をして発表を始める。

いきなり自己紹介で噛んでしまうが(をい),それが幸いしたのかそのあとはマイペースで進んでいく。副査の先生が2列目に座っておられるので,そのあたりを中心に客席のあちこちに目をやりながら(落ち着きがないともいう。体が一ヶ所にじっとしていられないのが,わかっていて克服できない弱点)説明を進めていく。大画面で映写したとき,やっぱりkeynoteのフォントの美しさ(特に英文のGill Sans)がよく出ていて納得。

リハーサルよりかなり丁寧に説明したつもりなので時間が足りなくなるかな〜と心配しながら進んだが,最後の1枚手前,キーメッセージのスライドが出た時点であと2分もあった。ちょっと急ぎすぎたようで,残念。でもせっかくなので自分の論旨をもう一度確認して終わりにする。あとでTKが教えてくれたが,19分45秒だったそうで,タイムマネジメントはOKといってよかろう…というか本日のニアピン賞だったはず。

質疑に移り,「え!修士論文でそこまでハードル上げるんですか!」という注文が主査からついたものの,発表自体はおおむね好評だったようで,ほっと一息。

しかし,そのあとの何人かの発表を聞いているうちに,祭りの後の物悲しさにも似た虚脱感に襲われる。
もともと発表会は,主査や副査と一対一で話し合う場ではなく,他の院生や教員にわかりやすくプレゼンするお祭り的性格があるのは承知だし,自分もそれを楽しみながらスライドを作ったりしていたわけだが,終わってみると,修士課程全体の終わりがもう見えてきているので,楽しいことはすぐに終わってしまうという悲しさを感じないではいられない(これのどこが楽しいのか,自分でもよくわからないのだが,プレゼンは楽しい)。
もう一つ虚脱感に襲われる理由として,皿回し事務所に勤める若い院生にとっては,いま発表していることの形式(プレゼン)も内容(信託とか行為計算否認とか医療法人税制とか)も,職業会計人としての自分の将来に役に立つか,少なくとも方向性は一致していて,それが全体の建設的な雰囲気に繋がっているのに対して,薮柑子の皿回しは,文字通り日曜日の道楽なので,その先には何もないということがある。だから気楽にできるというメリットもあるのだけど,こういう力の入ったプレゼンを見ていると,やはり自分の場違いさのようなものを感じないわけにはいかない。

まあこれには伏線があって,集合時間の前に先生方と雑談していたときに,某M先生(この先生は私に2つも「C」をくださった天敵ありがたい先生である)が「やぶさんは××会社にお勤めと聞いたけど,皿回しの免状もらったら退職して開業するの?」と聞くのでびっくりして「いやいや,単なる趣味なんで,××会社を辞める気はないですよ」と答える。
「じゃあ定年後にこの仕事に?定年まであと何年なの?」と重ねて尋ねられるので,
「定年は××歳ですが,その後何をするかは決めていないので,純粋に皿回しを楽しんでいるんですけどね〜」と答える。
「君は変わってるね〜」とのご託宣。まあ実際その通りではあるのだけど,何も,開業せずに皿回しやってかんということはないでしょ!M先生。

まあしかし,そんなこんなで,発表が上出来だったわりにはしょぼくれた気分で雨の中家路につく。

続・keynoteを使ってみる(10/22) [皿回し]

24日(日)の中間発表の練習(!)をゼミでやるというので,何もそこまでと思いながら,つくりたてのkeynoteプレゼンを持参して本番の時間どおりに実演。
でもやってよかった。プロジェクターの性能が低いので,PC上ではきれいに表示される「影」(文字や図形の影)がぐちゃぐちゃにつぶれてしまって,まったく見苦しい代物になってしまうことが判明した。
プロジェクターで映したときどんな風に見えるか確認できる機能があればいいのに…って無理か。